8月4日の記念日
箸の日
カテゴリ
食べ物・飲み物
由来・理由
「は(8)し(4)」の語呂合わせにちなんで制定された記念日。正しい箸の使い方を見直し、箸文化を次世代に伝えることを目的として1975年(昭和50年)に制定された。
雑学・小話
箸は日本を代表する食文化のシンボルだが、その起源はおよそ3,000年前の中国にさかのぼる。最初は2本の棒で食物を火から取り出す道具として使われ、食事用具として普及したのは約1,500年前とされる。日本には6〜7世紀に中国との文化交流(遣隋使・遣唐使など)を通じて伝わったとされ、聖徳太子が宮廷の食事に導入したという記録が残っている。 日本の箸文化は中国・韓国・ベトナムなどと並ぶ「箸食文化圏」の一員だが、日本の箸には独自の特徴がある。先端が細く尖っていること、比較的短いこと、漆塗りや木工芸が発達したことなどが日本式の特徴だ。中国の箸は長く太め、韓国は金属製が多いなど各国でスタイルが異なる。 日本では割り箸の文化も独特の存在感を持つ。江戸時代に外食文化が広まるとともに普及し、現在でも年間約200億膳以上が使われているとされる。間伐材の有効活用という側面もあるが、環境負荷を懸念してマイ箸を持ち歩く習慣も近年広まっている。「箸の使い方は人柄を表す」とも言われ、食育の観点からも重視される文化だ。
箸食文化割り箸日本食食育