5月14日の記念日
種痘記念日
カテゴリ
健康・医療
由来・理由
1796年5月14日、イギリスの医師エドワード・ジェンナーが牛痘の膿を用いて世界初の天然痘ワクチン接種を行ったことを記念する日。近代医学における予防接種の出発点とされる。
雑学・小話
ジェンナーは「牛の世話をする農家の人々は天然痘にかかりにくい」という民間の言い伝えに着目し、牛痘感染が天然痘への免疫をもたらすと推測した。1796年5月14日、乳しぼり作業中に牛痘に感染した女性の患部から採取した膿を8歳の少年に接種。少年は軽症ののち回復し、後に天然痘ウイルスを接種しても発症しなかった。当初は「人に牛の病を植えつける」として強い反発を受けたが、やがて世界に普及した。天然痘は1980年にWHOが根絶宣言を出した唯一の人類感染症となっており、ジェンナーの実験はその礎とされる。「vaccination(ワクチン接種)」という語はラテン語の「vacca(牛)」に由来するとされる。
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